つい先ほど北朝鮮が6度目の核実験が行われた可能性があります。
北朝鮮で二度目の地震観測 震源の深さ0kmhttps://t.co/Y1QBvWxWPV
— 岡三マン (@okasanman) September 3, 2017
5日前の襟裳岬上空ミサイル通過後、かなりの短期間での遂行と言えます。
ここ最近の北朝鮮情勢のきな臭さは上がり続け、地政学リスクもかなり高くなっています。
この状況下では投資家は資産を守らなきゃと思いリスクオンからリスクオフへ移します。
有事の金買い
金は経済が不安定になると買われる傾向があります。投資家たちは戦争による市場暴落を恐れ、地政学リスクが高まると金に資産を移すため、金の価格が暴騰します。
実際にここ最近の北朝鮮情勢により金の価格が直近1年で見ると、2016年12月15日につけた 1oz.1128ドルから、2017年9月1日つけた 1oz.1325ドルまで上昇し、上昇率17%を記録しています。
金と株は逆相関
歴史的に金と株は逆相関の関係にあります。
上記でも説明した通り、地政学リスクが上昇し、経済不安が広がると株から資金が逃げ金へ資金が移動するため、株は下落し金は上昇します。
私は、株が暴落した際の大事にしている指標があります。それは
ダウゴールドレシオです。
ダウゴールドレシオとは?
ダウ平均を金価格で割った数値になります。
現在のダウゴールドレシオの数値は(2017年9月3日現在)
21988ドル(ダウ平均)÷1325ドル(金価格)=16.53
この数値はいかなるものなのか、下記の過去100年のグラフをご覧ください。

これは私が1年前に亡きブログ「いんべすの米国株投資」で作成したグラフです。
過去100年のデータから、ダウゴールドレシオは1台を底値に19~45まで上昇を繰り返しています。
私は現在金を保有していますが、暴落時ダウゴールドレシオが1を付けたら金を売り米国株(S&P500)などを購入する予定です。
デジタルゴールド(ビットコイン)の場合は?
ビットコインは市場に出たばかりの仮想通貨なので、過去のデータから遡って予測することはできませんが、先ほどの核実験の報道を受けて緩やかに上昇をしております。
ビットコインは発行枚数が2100万枚と決められていることで、金と同じように流通量に限りがあるのでデジタルゴールドと言われています。
ここ最近のビットコイン価格は急上昇しています。その要因はビットコインの将来性や送金の便利さなどで買われてるといわれていますが、もしかすると地政学リスクの高まりで誰かが買い集めているのかもしれません。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。