連続増配上位銘柄は結局強い
長期投資をして連続増配する企業から配当金をもらい続ける投資法を考えていると、おそらく連続増配年数の上位の銘柄から選んでいくと思います。
四季報で業績をみたり、ニュースを見るのも非常に大事なのですが、いかに連続増配でき配当金を増やし続けれるかというところに着目したほうがいいと思います。
特に連続増配を数十年繰り返している銘柄は、連続増配を繰り返しているという実績があるので、その個別銘柄のネガティブニュースや業績悪化のニュースが出ても、気にする必要はないと思います。(短期売買されている方は別ですが)
暴落こそチャンス
ネガティブニュースでて株価が一時的に下落しても、連続増配銘柄は配当金が下支えになりますので、結局株価は元に戻ります。
連続増配銘柄は暴落時も何にも心配はいりません。
連続増配銘柄で有名なP&Gは60年間も連続増配銘柄を繰り返しております。
今から60年前は1957年。この間に起こった米国株式市場の株価大暴落は7回あります。
- 1961年
- 1968年
- 1973年
- 1980年
- 1987年
- 2000年
- 2007年
P&Gはこの回数大暴落を経験しても増配を続けています。もう理解できません。
リーマンショック時はダウ平均が半分ほどになりました。暴落こそチャンスだと感じている人は少なくないと思いますが、実際に今自分の持ち株の株価が半分になっている状況下で。
冷静に判断できる人は超少数派だと思います。
そんな時に、市場から退場せず冷静に株価を買い増しし続けれる人が市場で勝てる人なんだと思います。
市場暴落時の頭のいい人と悪い人の違い


私も含めてですが、皆さん頭の悪い人にならないようにしましょう。
将来の予測も意味がない。
連続増配銘柄に長期予測は意味がないと思っています。
日本の銘柄にはなりますが、富士フィルムは昔カメラのフィルムを主に製造する会社でした。
おそらくデジカメが出始め将来的にフィルムが不要になるだろうと思い株を売った人が居ると思いますが、現在はフィルムの技術を応用しヘルスケアの分野で大成功しています。
そんなこと予測できた人は少ないのではないでしょうか?
連続増配33年のエクソンモービル【XOM】も似た状況下かもしれません。
石油は未来永劫使われなくなることはありませんが、現在世界各国でガソリン車を撤廃する動きが加速しています。
さらに、シェールオイルの生産の伸びにより、原油価格の下げの要因になっています。
原油需要減により、エクソンモービルの業績も悪化し続けると考えて、エクソンモービルを売っている人がいるかもしれませんが世界時価総額ランキング10位の超大企業がその状況下の対策をしないで、株価が下がり続けることは考えられませんし、仮に石油の使用量が急減しても、業態を変え環境に適応しながら増配を続けてくれると思っています。
倒産リスクに備える。
連続増配銘柄は最強といえども、実際には倒産リスクもあります。
倒産リスクを防ぐためには、分散投資が一番有効だと思います。
特に米国連続増配銘柄で構成されているETFの
VIG
は非常に有効だと考えます。
VIGは10年以上連続増配銘柄されている米国株で構成されているETFです。
現在187銘柄で構成されています。
個人的に187銘柄買うのは大量の資金と動力が必要ですが、VIGだと簡単に購入できます。
まとめ
- 連続増配銘柄は結局強い
- 暴落時こそ連続増配銘柄の買いのチャンス
- 分散投資で倒産リスクに備える
- VIGでBIGになろうぜ!