
昨日つみたてNISA Meet up in 東京に参加してきました!!
初めての金融庁登庁ということで非常に緊張しました。
今回はハロウィン時期ということで仮装での参加を呼び掛けていました。とりあえずハロウィンで仮装なんぞしたことのない私は、激安の殿堂ドン・キホーテで金色骸骨のマスクを購入して、ドキドキしながら登庁いたしました。
会議室に入ってみると、仮装している方のほうが少数で仮装している方の8割は金融庁の方でした。
恥ずかしがりの私は、結局仮装せず会議に参加することにしました。

どうすんだよこれww(1000円)
職場つみたてNISAとは
今回の会議に参加して、初めて「職場つみたてNISA」なるものを知りました。
つみたてNISAの概要は
- つみたてNISAとイデコの情報提供→資産形成に関する多様でニーズに対応
- 金融・投資教育を実施可能な金融機関を募集→職場を通じ、金融・投資教育を展開
- 口座振替方式の採用→転勤時等の職員の利便性に配慮
- つみたてNISA(定額積み立てによる投資信託の購入)が、法令、内規に抵触しない趣旨を改めて周知→適正な投資について、無用の懸念を払拭
金融庁さんが職場つみたてNISAを勧めたい理由は資産形成の普及を目指しているようです。
色々、金融庁さんのお話を聞いて感じたことは、資産形成の普及を進める為の積み立てNISAだとすれば、私はかなり厳しいのではないかと思います。
NISA&iDeCoがほとんど認知されていない
これはアンケート結果やデータではなく私の主観ですが、私の会社の部下の殆どがNISAやiDeCoを知らない人がほとんどです。
最近では可愛い保険屋の女性に勧められ月3万円ほどの個人年金を入会している後輩がいました。
その後輩に対して、その保険は何で運用しているの?将来いくら増えるの?など聞いてもほとんど理解しないで加入していました。
私はその部下に対しiDeCoの制度を教えたら「絶対そっちの方がいいじゃないですか、すぐそっちに入ります。」と言ってすぐにクーリングオフ制度を使い解約していました。現在iDeCoの資料を取り寄せています。
私の職場に限ってかもしれないですが、このような個人年金を契約している方が結構いらっしゃいます。
iDeCoを知っていて将来必要な額など計算していればまずその商品は選択していないと思います。
金融知識がないと無理
金融知識がない方が職場つみたてNISAを加入したとして世界株式のインデックス投資で上限いっぱいに積み立てをしている状態で世界株式が大暴落したとしたらその方はどのような感情を持ち、どのような行動をするでしょうか?
金融知識がある人だったらある程度対策できるかもしれませんが、金融知識のない方がつみ立てていたお金がいきなり半分になったりしたら、下手したら底値圏で売って大損失を出すかもしれません。
投資が当たり前になるような教育が必要
金融知識のない方にいきなり職場つみたてNISA加入してください!と言われても難しいですし、投資自体に興味がない人に詰め込みのように言っても普及するのは難しいと思います。
やはり、学校の義務教育でお金の知識を少しづつ教えるのが一番資産形成の普及に有効だと考えます。
算数の授業でさりげなく家計簿の計算を刷り込んだり、経済の授業で生活に直結しそうな金融知識を増やし投資は当たり前のことにしてからだと、つみたてNISAはすんなり普及すると思います。
私も微力ながら職場でNISAやiDeCOの普及活動をやっています。
将来職場つみたてNISAが広まり、投資が当たり前になるような環境になることを望んでいますので、金融庁さん頑張ってください。
(今後ここに最後の締め言葉的なやつを考えて入れたい。)