昨年は株式市場も絶好調で投資成果は好調な年になりました。
今現在のアセットロケーションは下記のようになります。

平成30年目標アセットロケーション
本年度の目標アセットロケーションはこのようにします。

ほぼ変わらないww
正直昨年末に、好調であった日本株を大きく売却したので目標アセットロケーションは達成しつつあるのですが、若干大きな動きになりそうなのは3点。
- 米国株比率の拡大
- 金比率の拡大
- 日本株比率の縮小
の三点になります。
なぜ、このようなアセットロケーションにしたか。
株が高くなりすぎて買えない。
株と安全資産の比率は
69:31
にしました。
株は高すぎて買いにくい水準まで来ています。これに尽きると思うんですよね。
個人的にはまだ20代なのでリスクを大きく取り株の比率100%でもよいとは思っていますが、
リーマンショックから早10年ほど経過しようとしています。
市場は一度もまともな調整をしないまま、上昇を続けてきていますので、ここから順張りで株の比率を高めていくより、大きく下げたところで買って長期で保有したほうが確実にいいと思っています。
米国株比率拡大の理由。
私のブログのサブタイトルにも書いていますが、米国株で資本主義を味方にしたいからです。
世界のお金はアメリカに集まるような仕組みになっています。これは事実です。
なので、今後も米国株の比率は拡大させて行きます。
金比率拡大の理由。
金比率を上げるのは市場暴落対策につきます。
歴史的に金と株は逆相関の関係にあります。
その中で私は、株が暴落した時の注目している指標があります。
ダウゴールドレシオです。
ダウゴールドレシオとは?
ダウ平均を金価格で割った数値になります。
現在のダウゴールドレシオの数値は(2018年1月4日現在)
24923ドル(ダウ平均)÷1314ドル(金価格)=18.96
この数値はいかなるものなのか、下記の過去100年のグラフをご覧ください。

これは私が1年前に閉鎖したブログ「いんべすの米国株投資」で作成したグラフです。
過去100年のデータから、ダウゴールドレシオは1代を底値に19~45まで上昇を繰り返しています。
世の中の経済変動は大きな周期で動いています。
ダウゴールドレシオは1代を付けて大きく上昇する、周期を30年~50年の間繰り返しています。
リーマンショックの時ですら実はダウゴールドレシオは5.6なのです。
つまり本当の大暴落はダウゴールドレシオが1代になったとき。
その時はダウ平均と1オンス当たりの金の価格が同じになっているということなのです。
仮にそのレベルの暴落が来たらどうなっているか。
ダウ平均は50%下落→12461ドル。
金価格は約948%上昇→12461ドル。
これは十分すぎる暴落対策になると思います。金をアセットロケーションの10%だけ持っていても暴落時に現時点の全財産分手に入り、さらに株価が半分になったことで、配当利回りが倍になった連続増配銘柄を買いまくればいいのです。
歴史は繰り返す。
私はそう信じているのでアセットロケーションの9~10%ぐらいは暴落時まで金を保有します。
日本株比率減少の理由。
どうしても日本株よりアメリカ株の方が優位に立っているのでどうしても比率を下げざる負えません。
しかし、私も日本に住んでるので日本円資産運用&日本にいるので世界で一番日本株の情報が入りやすい(当たり前)状況下なので日本株投資も続けていきたいと考えています。
まとめ
今年から市場暴落するまで我慢の年になりそうです。個人的には株の比率を高めて上昇相場に乗っていきたい気持ちはあるのですが、増やした資産を減らしたくないという気持ちもあります。
今年は株は大きく上がると思いますが、私は目標アセットロケーションに向けてつみたて投資をしていくことにします。
そして市場が大暴落し
ダウゴールドレシオが1になったとき私は株100%にして、数十年かけてまた徐々に安全資産の比率を高めていくと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。