【AGG】AGG追加購入&AGG分析~米国株暴落時の強力な味方となる~



最近、米国株がかなり高値になっていることに加え米国債金利が急上昇していることを受けて、1月30日に米国総合債券ETFであるAGGを14口×108.05$を追加購入しました!

この取引により、保有数は59口、平均購入価格は108$となりました。

AGG分析

AGGとは?

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFは、米国投資適格債券市場全般を表す指数と同等水準の投資成果を目指しています。

Blackrockのサイトより

 

AGG指標

過去12ヶ月分配金利回り 2.38%

信託報酬 0.05%

 

(平成30年2月5日のデータ)

AGGの組み入れ比率など

(Blackrockのサイトより)

保有比率の約4割を占めるのが財務省債券、米国債になっており、信用格付けAAA(トリプルA)の債券が7割を占めています。

AGGで米国株暴落ヘッジ戦略。

株と債券は逆相関のある金融商品であるといわれています、が実際に本当に逆相関性があるのか検証してみたいと思います。

リーマンショック時のAGG及び米国株の値動き

リーマンショックは2009年9月15日にアメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発して起きた、世界同時株安の事件となります。

下記の2008年1月を基準とした、【AGG】【S&P500】【NYダウ】グラフとなります。

 

(Yahoo FINANCEより)

グラフを見てわかるようにAGGのボラティリティは非常に低く安易した値動きを保っていますが、株はボラティリティが非常に高いように見えます。

2008年9月頃にリーマンショック発生時は【AGG】が最大下げ幅12%で【S&P500】【NYダウ】は50%以上下げているのが分かります。

このグラフで着目すべき点は、リーマンショック後のAGGの値を戻す速さです。

AGGはリーマンショック後、約3か月で値を戻していますが、株は半年間下落し続け半年後に大底をつけています。

上記のグラフを見ていると、債券と株の逆相関性は暴落時に顕著になるということが確認できました。

暴落前にAGGを保有していた場合は、リーマンショック3か月後にAGGが値を戻したときに売却をして、その3か月後に大底をつけた米国株を買えば資産を最大化することができます。

次に米国市場の暴落があった際、過去のチャートから学ぶにまったく同じような動きになるとは思いませんがかなり似たような動きになると思っています。

このグラフは2004年を基準とした【AGG】と【S&P500】のグラフです。

AGGはほぼ変動しておらず、S&P500がかなり大きく動いています。

まとめ

世界同時不況を脱却するため、FRBは政策金利を2008年から2016年まで超低金利政策を続けていましたが、2016年から段階的に政策金利を引き上げています。

現在の米国株市場のように、リーマンショック以後9年間株が上げ続け、現在のような米国株が高値圏になっており、金利が急上昇しているときの投資先としてはAGG等の債券は非常に有力候補となってくると思います。

私個人的の戦略としては、FRBが資産縮小、利上げを継続している間はアセットアロケーションの債券の比率を引き上げていこうと考えているので、しばらくはAGG買い増していくことになると思います。

市場の大暴落が起こった際、AGGをすべて売却し、バーゲンセールになった米国株を底値で大量に拾いたいと思います。

またあいましょう。

 

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