【BA】ボーイングから配当金を頂きました。
今回は10 株×1株当たり1.710ドル=15.39 US$(税引き後)になりました。
ボーイングは今回の配当で4半期当たり1.42ドル→1.71ドルへ約20%の増配となっております。
私のボーイングの平均取得単価は123.7㌦なので、YoCは5.5%となりました。
ボーイング概要
ボーイング(The Boeing Company)は、アメリカ合衆国に所在する世界最大の航空宇宙機器開発製造会社。1997年にマクドネル・ダグラス社を買収したため、現在アメリカで唯一の大型旅客機メーカーであり、ヨーロッパのエアバスと世界市場を二分する巨大企業である。また旅客機だけでなく、軍用機、ミサイル、宇宙船や宇宙機器などの研究開発・設計製造を行う。機体の設計に関して、有限要素法の設計手法の導入に先んじていて、その技術は車輌構体設計など他分野にも技術供与されており、世界の航空宇宙機器業界をリードしている。
Wikipediaより
ボーイングの売り上げ構成比は、民間航空機が68.6%、防衛・宇宙・セキュリティ関連が33.1%、金融が0,3%となっております。
ボーイングの売り上げ構成比の大半を占める民間航空機部門の最近の動向は、四半期ベースで過去最多納入数を記録しております。(188機→202機)
ボーイングの指標
- 最新ボーイング指標
- 配当利回り1.94%(2018年3月11日現在)
- 配当性向 50%
- 1962年(1株当たりの配当金0.03292$)
- 2018年(1株当たりの配当金6.84$)
- 56年間の平均増配率(9.99%)
- PER 26.40

配当金に関しては指数関数的に伸びているのも確認できます。
ボーイングはトランプ氏の動向に注目!!
今後、ボーイングはトランプ氏による政策が大きく影響してきそうです。
直近ではトランプ氏による鉄鋼、アルミニウム関税をかけるとの発表がありました。その関税は世界各国からの鉄鋼輸入に25%、アルミに10%の関税を課すものになりそうです。
ボーイングは民間航空機及び宇宙・防衛関連の製造業で製造される主な素材は金属になっております。ボーイングの工場は、アメリカ国内にあるためこの関税の適用されると思います。
中でも、民間航空機や戦闘機などの主な素材は総重量の約70%がアルミニウム合金、約15%がステンレス鋼、残り約5%がチタンやプラスチックになっており、ボーイングの全体の製造コストはかなり負担になると考えられます。
この関税は、鉄鋼及びアルミニウム生産量の断トツ首位をとっている中国のけん制のためやってるといわれていますが中国政府には調達契約を米国以外の企業にシフトする余地があります。例えば、米国製ではなく米国以外の航空機の購入を決めることもできます。
直近ではこのマイナスなニュースが目立っていますが、その前にはトランプ減税もありましたし、アメリカの防衛費を6兆円ほど増やした経緯もあるので、恩恵を以上のマイナスのインパクトはないように思います。
いずれにせよ、ボーイングはトランプ大統領が着任してから株価が2倍近く上昇しているので、トランプ銘柄といっても過言ではないと思います。
ボーイングの株価や業績はトランプ動向に注目です。
また会いましょう。
