学歴と年収は比例する。
学歴なんて関係ない。という言葉はよく聞きます。
不都合な真実ですが、実際に日本では学歴と賃金は比例をしており、学歴は大きく関係しています。
最終学歴による年収の差
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厚生労働省より
これは平成28年度の統計ですが、このグラフだと男女ともに50歳~54歳で最終学歴と賃金の差が一番大きく出ています。
男性(50歳~54歳)
- 高校卒 34、7万円
- 短大卒 39、6万円
- 大学卒 53、52万円
男性の最終学歴が高校卒業と大学卒業では年収の差が約58%開いております。
女性(50歳~54歳)
- 高校卒 22,6万円
- 短大卒 29,14万円
- 大学卒 39,27万円
女性の最終学歴が高校卒業と大学卒業では年収の差が約56%開いております。
男女ともに、5割以上の差が開いております。
偏差値による年収の差
そして、超一流難関大学の中でも年収の差が顕著に出ています。
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プレジデント社より
上記に掲載している大学は誰が見ても高学歴の大学ですが、その中でも年収に大きな差が出ています。
そして、平均年収の右に列記されている偏差値と相関性があります。
すでに既卒の人はこの事実を覆すのは難しい。
上記のデータから考察するに、既に学校を卒業されて社会人バリバリな人はこの事実を覆すのは難しいということが浮き彫りになってきます。
仮に、年収を上げようと転職をしようとしても日本は学歴優先社会の傾向がとても強いので、転職先にもその学歴が考慮されてしまうので自分の最終学歴に似合った転職先になります。(有益な資格保有者、会社で得た能力が高い方は別)
学歴は気にすることはない。
結論から言うと年収のみの視点から言えば学歴は気にすることはありません。
高学歴者に対する嫉妬に聞こえてしまうのですが、私はそう思っています。
どうやって、学歴による年収を埋めるかというと、ファイナンシャルリテラシーをつけて投資をすることで差を埋められます。
日本人は勤勉で学歴重視で投資嫌いなまじめな性格なので、大半の方が投資にアレルギーを持っているように感じます。
逆に日本人の性格を逆手に取れば、学歴による収入差を容易に埋めることができる方法だと思っています。
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参照:資金循環の日米欧比較, 日本銀行調査統計局
まず、現金・預金について。
日本:52.3 %
アメリカ:13.9 %
ユーロエリア:34.6 %
一方、債務証券、投資信託、株式等といった「運用資産」の資産における割合は
日本:15.1 %
アメリカ:51.2 %
ユーロエリア:29.7 %
データで見ても日本人は投資嫌いなのがわかります。
資本主義を味方につけるれば学歴の差は埋られる。
日本人が投資嫌いなことを踏まえて言えば、学歴の差を埋めるには投資をすることが重要になります。
投資をしないのが多数派であれば、給与所得1000万円の人の年収を投資をすることによって上回ることも可能になってきます。
ピケティ氏による新資本論
r>g
r=資本収益率(株式や不動産から得られる収益)
g=経済成長率(労働による所得の伸び)
という公式があります。
この公式が示すことを簡単に言うと、労働(サラリーマンの収入)による給料の昇給率は投資による収入の伸び率より低いということになります。
つまり、r>gの公式が示す通り、株や不動産を副収入にすれば。
低学歴・低年収でも時間投資を早く始めて、時間を味方につけて株や不動産の収益を得られるようになると、学歴や労働による収益の差は簡単に埋めることができます。
過去に、米国株のコカ・コーラの配当金の伸び率と東京都の最低賃金の伸び率を45年間を検証してどのような差がついたかを下の記事で検証したので参考にしてください。
就職後早期に投資を実践してみて
私自身は学歴も平均で世帯年収も平均の何の変哲もないド平均な世帯です。
私はブラック企業に勤めて、ブラック的労働に嫌気がさしてすぐに投資を始めましたが、就職してから投資をすることによって貯蓄額だけは平均を超えることができています。
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参考:統計ラボより
偏差値で言うと74になり、学歴に直すと東京大学理科Ⅱ類と同じ偏差値です。
おそらく私が寝る間も惜しんで死ぬほど勉強しても東京大学に入ることは不可能ですが、早い時期から愚直なまでにも節約&節税を徹底して投資をすることによって純資産額の偏差値では東京大学に匹敵するぐらいの額を貯めることができました。
なので、ブラック企業に努めて消耗している方や低収入で悩んでる方で投資をしていない方は、騙されたと思って投資をして欲しいと思います。
まとめ
また会いましょう!
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