最近、韓国と北朝鮮の融和ムードがしきりにメディアによって報道されております。
特に、今回は統一が実現味があると思わせる、主な報道内容は
- 南北首脳会談で朝鮮戦争の終戦協定を年内に目指す
- 非武装地帯の土地値が急上昇している。
- 韓国人の8割は金正恩を信頼しているとの報道
- トランプがペンタゴンに対して在韓米軍の削減を指示
- 北朝鮮が非核化を再び名言
- 韓国軍が国境沿いの拡声器放送を中止&撤去
- 初の米朝首脳会談が現実味(6月12日に実現、完全非核化・体制保証の確約する旨の合意文を発表)
- 卓球の世界団体選手権で北朝鮮VS韓国の試合があったが、両者試合をせず合同チームとなり準決勝に進出する。
今回は本当に韓国との終戦や非核化が現実的になってきているような気がします。
【追記】
平成30年6月12日に米朝首脳会議が行われ、
- 米朝関係の正常化
- 韓半島(朝鮮半島)の平和体制保障
- 韓半島の完全な非核化
- 韓国戦争(朝鮮戦争)の遺骸送還
が合意されました。そのことにより、完全非核化と終戦の可能性が大幅に高まったといえます。
終戦や非核化したときに上昇する株&ETF
韓国の経済成長が進む。
北朝鮮が終戦や非核化がされれば、韓国に投資するリスクでもあった、朝鮮戦争による地政学リスクがなくなります。
さらに、経済制裁が終焉し北朝鮮の市場開放が進むことが予想され、韓国側が、北朝鮮の労働力を使えば人件費も抑えられ、企業収益が期待されます。
全体的に韓国証券取引所に上場している企業は上がると思われます。
-
iシェアーズ MSCI 韓国ETF
-
サムスンKODEX200 ETF(1313)
等が上昇に期待で来るETFとなります。
インフラ関連企業
北朝鮮が民主化されたときにどのように経済成長するのか参考になるのは、最近軍事政権から民主化されたミャンマーになります。
ミャンマーは民主化されて、ミャンマー最大の都市ヤンゴンが特に大きく経済成長をしております。
そのヤンゴンは、ヤンゴン都市圏開発計画2040で
- 上下水道
- 電気
- 道路
- 鉄道
等の都市インフラ設備の掲げており、急ピッチで都市インフラの整備が進んでおります。
仮に北朝鮮が南北が統一されることでインフラ整備が大きく進むことが予想されます。
北朝鮮のインフラ整備にどこの企業が関わるかは、わかりませんが主に韓国企業になる可能性が高いと思います。
その時に伸びると予想される企業は
- サムスン物産
- 斗山重工業
- 韓国電力公社(KEP)
等があります、韓国株を直接投資するにはSBI証券などで、口座開設をすれば直接取引できるようになります。
韓国電力公社などはニューヨーク取引所に上場しているので米国株投資家であれば、ティッカー(KEP)で購入できます。
あと、北朝鮮のインフラ整備にどのぐらい寄与するか不明ですが、海外資本のインフラ企業も上昇するかもしれません。
iシェアーズ グローバル・インフラ ETF
なども、上昇が期待されます。
資源関連
北朝鮮は資源大国であるにもかかわらず、採掘に本腰を入れれなかった理由があります。
核開発により各国の経済制裁を受けていたから、外資による資源開発の資金の援助や技術の援助を受けれなかったからです。
北朝鮮が核開発を辞め各国の経済制裁が解除されれば北朝鮮の資源をめぐって開発ラッシュが進むでしょう。
その時に、外資の金鉱会社が算入されると考えられますが、どの会社が開発に乗り出しどのくらいの利益を上げるか不透明な部分もありますが、上がる可能性があるということは頭に入れといたほうがいいでしょう。
まとめ
北朝鮮の終戦や非核化により、北朝鮮のインフラ設備が進むと予想されることから、韓国のインフラ企業を直接投資するのが投資妙味があると思います。
そして、資源開発が盛んにおこなわれる可能性があることから、外資系の金鉱株なども上がる可能性があることを頭に入れておいたほうがいいと思います。
また会いましょう。
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