本屋に立ち寄ったときに、新刊コーナーでこの本のタイトルを目にして、ぱらぱらと立ち読みしましたが、将来的に従来の雇用体系が変わり人間の働き方が大きく変わる旨が書かれていました。
私は、人工知能の発展による社会構造の変化に関心を抱いていたため、すぐに購入を決めました。
恥ずかしながら堀江貴文さんの本は初めて読みましたが、ここまで考えを改めさせる本は少ないと思います。
10年後の仕事図鑑を読んだ感想。
人工知能の発展による将来の働きかた。
この本は堀江貴文さんと落合洋一さんの両名が著者になっており、人工知能の発展により無くなる仕事、減る仕事、生まれる仕事、伸びる仕事。等が予想を兼ねて書かれています。
人工知能に設備投資するお金が人件費より下回れば、必然的に人は解雇され仕事がなくなりますが、その世界ではベーシックインカムが導入され、遊びが仕事になるとも書かれていました。
さらに、AIに仕事を奪われたら雇用されて労働者対価をもらうスタイルは消滅するが、経営者的目線で考えれば会社は無くなることはまずない旨も書かれていました。
私は、起業することが目標ですが、時代の変化とともに会社員という雇用される体系は激減して誰しもがフリーランスややりたいことをできる世の中になるのはもうすぐそこであり、逆に会社員や公務員であり続けるほうが難しい世の中になると感じました。
「ダーウィンの法則」にもあるように遅かれ早かれそのような時代が到来するのであれば、時代の変化に乗り早期に起業したほうが将来的に生き残れると確信しました。
就活生に特に読んでほしい
就職生に特に読んでほしい一冊です。
この本を読んで思ったことは現在は安泰でも将来的には、衰退する業種がたくさんあることがわかります。そして、会社で働き続けるという社会体系も変わっていくのも予想されます。
そう考えると、今ものすごい努力をして、大企業に入ったり公務員試験を一生懸命頑張っても将来的に無駄になる可能性があります。
今までの日本の常識は、良い学校に入り、良い企業にはいれば安心という時代は変わるというのは明らかであるため、現時点で就活するのは良いか悪いかは別として、この現実を頭に入れたうえで再び就活活動をどのようにするかを考えたほうがいいと思います。
それを知らずに、将来無くなるような仕事に入り大失敗するより、伸びるような業界にいる、もしくは自らの趣味をきわめてユーチューバー的な新たな生き方を模索することもできるので是非就活生は読んだほうがいいと思います。会社に入り現代の奴隷になるよりより人間らしい生活ができるようになると思います。
ただ、遊びを極めて生きていく、なんて親に言ったら大半の親が反対するでしょう。現在の入社式には親も招待するという謎文化が浸透しつつあります。
今の就活生の親世代ももちろん、いい学校に入りいい企業に就職するという洗脳をうけ、それで成功していると思っている人がいるので、子供にも幸せになってもらいたいと、真剣にいい学校に行けと言ってくると思いますが、そこはしっかりと親を説得するか、話を聞かないことが必要になってくるでしょう。
親の言うことを大人になっても聞いていたら、自分の人生ではなく親の人生の延長になってしまうので自分の意思をしっかりと持って活動することも重要になると思います。
お金の未来について
この本にはお金の未来についても書かれていました。
堀江さんは、お金を貯めずに、信用を貯めろと書かれてました。
お金は信用や価値を交換するツールでしかなくそれを貯めても意味がないと書いていました。
ただ、お金を貯めている人はこれだけお金を貯めれていますよという担保や信用力になり、それでお金を借りることができます。
しかし、それを利用しないのであれば確かにお金を貯めることには意味がありません。
これは不動産投資にも当てはまると感じました。
- 自分の信用力を利用してお金を借りる。
- 不動産を購入して人に住んでもらい利益を上げる。同時にローンの返済を続ける。
- 不動産投資の利益がの実績となり信用が増す。お金を借りて銀行に返し続けることが信用につながり、さらりお金を借りれる。
- そのお金で不動産を購入する。
不動産投資をしても、お金はたまりませんが、資産と信用がたまります。
堀江さんはお金を借りられる人が一番強いとも明言されていました。
今後は「お金を貯めずに、信用を貯めろ」という言葉をヒントに時代の変化に乗りうまく信用を運用できるようできるようになろうと思います。
未来を明るくとらえることができる
人工知能の台頭により、5割の仕事がなくなると不安をあおるような報道がされていますが、雇用体系が変わり、ベーシックが導入されたり、ユーチューバーのような好きなことでお金を稼げる時代になると書かれているます。
そして、会社員に雇われる時代も終わり、労働者=経営者のような生活を送れるようになります。
会社から与えられる仕事はモチベーションが上がりませんが、自分から考えて働くことができれば当然モチベーションも上がりますし、より人間らしい生活ができるようになると思います。
人工知能により新たな社会体系が構築されつつある中、会社から雇用される身ではなく自らが経営者となって生活できるよう引き続きセミリタイアを目指します。
また会いましょう!
