NISA初年度の非課税期間が今年いっぱいで終了
NISAは2014年に始まった、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。
現在のNISAの制度は、
- NISA(年間120万円の非課税枠、5年間の非課税期間、20歳以上の方)
- ジュニアNISA(年間80万円の非課税枠、5年間の非課税期間、19歳以下の方)
- つみたてNISA(年間40年間の非課税枠、20年間の非課税期間、20歳以上の方)
等ありますが、私は2014年の初年度からNISAを利用しています。
2014年にNISAを利用し始めた方は、今年いっぱいで非課税期間が終了します。
非課税期間が終了すればロールオーバーを使うことができ、さらに5年間非課税で運用することを選択できます。
私がNISA初年度で購入した日本株を売却した理由。
私はNISA初年度に当時配当金が5%以上であった、夢真ホールディングス(2362)800円で700株を購入しました。
NISAで配当金を受け取ると、特定口座で購入すれば、配当金に対して約20%の税金がとられるのですが、それが非課税になるのでそれが魅力的で購入しました。
利益確定のため。
夢真ホールディングスを保有して5年ほどになりますが、キャピタルゲインで約30%上昇しましたので、今回の売却に踏み切りました。
特に、最近のトルコ情勢や世界景気の後退懸念から現金比率を向上させたかったのも大きな理由になります。
そして、9月に夢真ホールディングスの権利確定日が控えていたので権利落ちを警戒し確定日前に株を売却しました。
節税額
キャピタルゲイン(株価の上昇分)
700株×340円(株が上昇した額)=23万8千円の利益
23万8千円×20%(特定口座の利益に対する税金)=4万7600円
インカムゲイン(配当金)
700株×155(5年間で受け取った配当の総額)=10万8500円(5年間で受け取った配当金の合計)
10万8500円×20%(配当を受け取った際にかかる税金)=2万1700円
節税合計額
4万7600円+2万1700円=6万9300円
5年間で約7万円の節税に成功しました。
まとめ
NISA初年度の投資で約7万円の節税に成功しました。
今回はたった7万円かもしれませんが、この浮いた7万円で事実上再投資をしているので複利の力が働いて大きな額になっているはずです。
投資の節税に限りませんが、節税は純利益を上昇させることができるので大きな意味を成します。
散るも積もれば山となるので、今後もNISA及びつみたてNISAの非課税枠をうまく活用して投資をしていこうかと思います。
また会いましょう。
上の自由の女神ボタンを押してくれたらうれしいです^^