貧乏父さんから学んだもの。



ロバートキヨサキ氏のベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」は皆さん読まれたことがあるでしょうか?

経済的自由を志している方は読んだことが多いと思います。

この本で紹介される貧乏父さんは、私の父と重なる部分が多くあります。

私が就職するまで

私の父は、貧乏父さんと多く重なる部分があります。

私が幼少のころは、口癖のように「働かざる者食うべからず」と言い聞かされて育ちました。

もちろん、いい学校に行けば、いい会社に就職できるからとよく言われたものです。

私は、勉強が苦手で正直に言うといい大学に進学ができず、大学内でも成績は悪い方でしたので、人生一度きりだから思いっきり遊ぼうと思い、部活と飲み会に明け暮れていました。

その結果、いい会社には就けずブラック企業に入社という形になりました。

金持ち父さん貧乏父さんに会う。

ブラック企業に就職した私は、就職直後に定年までこの会社で努めようと思っていましたが、ここで定年まで働いてたら死んでしまうと思い、必死に今後の人生をどうしようと思い、必死にいろいろな本やインターネットで情報を得ました。

そこで、出会ったのが「金持ち父さん貧乏父さん」でした。

金持ち父さん貧乏父さんを読み進めていくうちに、貧乏父さんが自分の父と重なり、私の父が金持ち父さんの思考を持っていたらこんなブラック企業に入ることも無かったのにと、軽く父を恨むぐらいの気持ちでした。

8年前に金持ち父さん貧乏父さんを読んでから私は、経済的自由を目標に資産を買い進めていきました。

そして現在、一歩ずつ確実に経済的自由に近づくことができていますが、なぜ私が経済的自由に近づくことができたのかと今までの自分を振り返ってみました。

貧乏父さんからの教え

私の父は、吉幾三の「おらこんな村嫌だ」状態の農村の8人兄弟の末っ子で誕生しました。

そんな、超ド田舎で馬で田畑を耕し幼いころから労働していた父は、貧乏根性で生きたようです。

そんな父も高卒ながら、勉学に励み普通の会社に就職しました。

私の父も、爺ちゃんから「働かざる者食うべからず」と言い聞かされて育ったようで現在もその考えが軸となって生活しております。

私の父は定年してからも10年ほど働いており、私の父の姉は70代後半ですがいまだに働いております。

労働=美徳

父はこんな価値観であるのは間違いありません。

私の父は、せっせと働くと同時に、大の倹約家でもありました。

酒、たばこ、ギャンブルはもちろんやらず、旅行も近場、服装もとてもシンプル。

全くと言っていいほどお金を使わない父です。

借金=悪

という考えも持っており、自宅は現金で買っておりました。

そんな、父に育てられた私は、父と遊ぶのが好きでした。

温泉にいったり、図書館に行ったり、プールに行ったり、山登りしたり、非常に楽しかったのを思い出します。

貧乏父さんに感謝

思い返せば、幼少のころ父と遊びに行くところはお金のかからないところばかりでした。

でも、非常に楽しかったです。

そんな、大倹約家の父に育てられた私は、お金を使わないでも幸せに生きる方法を自然に身に着けられていたのかもしれません。

このツイート後に父のおかげであることを知る。

そのおかげで、人生で極度なお金の不安に陥ったことがありません。

労働しないとお金を得れないという部分では不安を持ったことがありますが、今は労働収入以外にもお金を得る方法を知っているので、不安というものはありません。

仮に私の父が、散財をする父だったら今の私は間違いなくなかったと思います。

金持ち父さん貧乏父さんを読んでもしばらく、生活支出を下げるのに苦労しますし、又それになれるのも苦労したと思います。

私は父の

労働=美徳

という部分には賛同できないですが

お金を使わないで幸せに生きる

という考えは非常に共感できます。

父は現在でも、大倹約家で生活費の低い生活をして、現在も働いております。

私は、会社員から独立してセミリタイアして働けるようになったら、父には恩返ししていきたいと思いました。

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