上記ツイート通りVIGと eMAXIS Slim先進国株 を全部売却しました。
①VIG 249口 128ドル 全売却
② eMAXIS Slim先進国株 60万円分 全売却。
VIGは一般NISA口座、 eMAXIS Slim先進国株はつみたてNISAなので、キャピタルゲインの利益と、配当の利益は非課税になります。
キャピタルゲインの利益で約130万円の利益を確定し、配当の方は約26万円受け取っているので、
(130万+26万)× 20.315% =31,6万円の節税となりました。
昨年6月に、米国株個別株を全部売却し、今回の米国株インデックスも全て売却したことにより、事実上米国株の保有は0になりました、いわゆるノンポジションです。
米国株を全て売却したことにより、暴落による不安がなくなったともに、持たざるリスクも同時に持ち合わせることになりました。
株投資歴10年以上になりますが、ここまで株のポジションが低いことは今までありません。
米国株ETF&投資信託を売却した理由。
①暴落が怖い。
とにかく暴落が怖い、これが今回の売却の主な理由になります。
私自身、市場に参加したのが約10年前になり、景気拡大に入った直後に参戦していますので、株式市場の上昇による恩恵を受けてきました。
株は売るまで実際の利益になることはなく、いくら株が高い時期に株を保有していても評価額であり資産効果で気持ちはハッピーですが、実際の恩恵は現状受けられていません。
絵に描いた餅にならないためにも、今回の売却を決めました。
さらに、現在の米国株の価格は以前からも高いと言われ続けており、現在も米国株が高いと言われている理由は
- 過去最長の景気拡大期(120ヶ月)を12ヶ月上回っている。
- 100を超えると割高と言われるバフェット指数158で過去最高
- 金余り相場
等言われておりますが、その要因は各国中央銀行が過去に無いほどの金融緩和をしており、じゃぶじゃぶの金余り相場で全部高になっているからだとも言われています。
そのような、景気刺激策で作られた相場で大きな山を作れば谷も深くなる可能性が高く、その暴落を警戒しております。
特に、時事的問題を上げればコロナウイルスの影響も見逃せません、個人的にはコロナウイルスの問題について騒ぎすぎているような気もしますが、それに伴い、実際に人、物、金の動きが事実上停滞しているのも明らかです。
このような、経済的実態がじわりと企業の業績に影響してファンダメンタルズ的に悪影響を及ぼすと思います。
いくら、中央銀行が株を買い支えたり、利下げをしても限界があると思いますが今後の動向も気になります。
②NISA口座の恩恵を確定させたい。
NISA口座は株により利益を非課税にするとても素晴らしい制度ですがデメリットがあります。
NISAは損益通算ができず、仮にNISA口座内で損失を出してしまうと、翌年に繰り越すことができず、ただただ赤字を確定させてしまう事になってしまいます。
仮に、過去最長の景気拡大期が終了し大暴落が起こり、取得価格以下になってしまうと、NISA口座の恩恵ではなくデメリットの部分しか受けられなくなるので、売却を決めました。
不動産経営で本気で経済的自由を目指したい。
一時期はVIG(米国株連続増配株ETF)で経済的自由を達成させようと思っていましたが、最近の利回りが1%後半なので、私の生活支出約300万円を超えるためには、約1億5000万円程資金が必要になります。
そうなれば、下手すればサラリーマン時代に達成することすら怪しいので、不動産経営で経済的自由を本気で目指すことにしました。
地方の築古高利回り物件は表面利回りが30%超える物件もありますので、キャッシュフローを重視するのであれば、先ず築古不動産を購入するのが先だと判断しました。
更に、2棟目以降の物件は法人による所有になるので、法人を設立したメリットを受けるためにも、法人の売上を上げる必要がありますので、そちらに専念するのも理由の一つです。
現在の考えでは
- 地方築古高利回り不動産物件を融資を受けて買う
- キャッシュ・フローが生活支出の2倍を目標にして達成後、セミリタイア
- 生活支出を超えた資金を貯めながら、融資の返済を重ねて金融機関の信用を得る
- 法人を連続黒字決算にして、社会人の通知表(財務諸表)を優等生にする。
- 現金と信用が溜まった後、融資を受けて都市部築浅物件と資産性のある物件にシフトする。
- iDeCoで毎月6,8万円分の米国株を積み立てる。
- 余裕があればつみたてNISAで米国株を購入
と考えております。
ただ、長期で市場を読むのは難しいですが、米国株の利回りが不動産より有利だと判断すれば、不動産より先に米国株を買う可能性もあるので臨機応変に対応しようと考えております。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
またあいましょう!