三菱サラリーマンさん(穂高唯希)とは?
ご存じの方も多いと思いますが、三菱サラリーマンさんは収入の8割を高配当株を中心に資産購入にあて、30歳でセミリタイアされた方です。
数々の名言も残されており個人的好に好きな名言は
「階段は資源」
です。
この言葉の意味は、階段を登ることにより身体に様々な好影響を与えるということで生まれた言葉になります。
三菱さんは個人的に3年前からオフ会を通して知り合い、今でも交友させていただいている仲でもあります。
ブログの文章は鋭いことを書いているので、初オフ会のときは「はい、論破w」とか言われたらどうしようと思っていましたが、とてもマイルドな性格で親しみやすい方です。
初オフ会のとき、自宅から1時間程ほどかけて走ってきて、衝撃的だったのを覚えています。
そのときに、三菱サラリーマンさんは架空の人物ではなく実在する人物だと認識しましたw
日本人初のFIRE本!
そんな、三菱サラリーマンさんが日本人初のFIRE本を出版されました!
非常に感激しております!
今年は海外で下記2冊のFIRE本が出版されました。
海外の書かれたFIRE本で良書なのですが、海外の生活様式で書かれているので、参考にならない部分やわかりにくい部分があったのですが、三菱サラリーマンさんが書かれた「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」は日本の生活様式にあった内容なので、非常に分かりやすくスッと内容が入ってきて非常に良本です!!
本のタイトル通り、本気でFIREを目指す方に読んでいただきたいですし、本の内容通り、支出を最適化し、お金自動発生マシーンを育てることができればFIRE可能になると思います。
・最強の早期リタイア30代で経済的自立を達成するための全技術
・FIRE 最速で経済的自立を実現する方法
同書が優れている2つのこと
生活支出最適化に関することを具体的に書かれている。
FIREを達成するためには生活支出を最適化することが非常に大事になります。
三菱さんはその具体的な方法15選を細かく書かれております。
その最後に締めくくる1つは「階段は資源」になります。
同書に書かれている15つを愚直に実行すればFIREがかなり近づくでしょう。
お金自動発生マシーンの組み立て方が具体的に書いている。
FIREが達成に欠かせない資産購入の方法が具体的に書かれています。
- ネット証券の選び方
- iDeCo、NISAの詳細
- 三菱さんの購入している高配当株
- 米国株の優位性が
等が書かれております。
同書で書かれている、お金自動発生マシーンの組み立て方は、現在日本の生活様式に最適された方法であり、サラリーマンであれば再現性が非常に高い内容になります。
いんべす的考察
最後にいんべす的考察を書きたいと思います。
個人的に三菱サラリーマンさんに非常に共感している部分は、「支出の最適化」
の部分になります。
同書でも書かれていましたが、「節約」という言葉はなんとなく、辛く、厳しいネガティブなイメージになります。
私が働いているブラック企業内でも、「節電!」「節水!」と書かれた張り紙を見るとネガティブになります。
私も経済的自由を達成するために、支出の最適化を重要視しており、不要な物を極力持たないようにして不要な支出を抑えております。
FIREは不労所得が生活支出を上回れば達成ですが、必然的に生活支出が低ければFIRE達成の難易度も低くなります。
不労所得は自分でコントロールできない部分も多いですが、生活支出は自分でコントロールできるうえ、確実なので非常に効果的になります。
高年収のサラリーマンのほうがFIRE達成しやすい?
三菱さんは、かなりの高年収のサラリーマンでしたがFIREが達成できたのは高年収だったからでしょうか?
私は高年収の方でも、低年収の方でもFIREは達成できると思いますし、収入は大きな要因とはならず、難易度はほぼ同じだと思います。
高年収サラリーマンは生活水準が高い人達のコミュニティー内で生活することが多いです。
必然的にコミュニティーは同調圧力を生み出します。
例えば、会社の上司先輩が家賃が高い家に住んでいたり、豪華な結婚式、高級時計、高い車、飲み会等、無農薬の野菜、国産の肉。
生活水準が高いので、もちろん生活支出も高くなります。
気づいたら、パーキンソンの法則第2に従って生活支出は収入の額まで膨張してしまいます。
生活支出は一旦上がってしまうと、下げるのはかなり厳しいです。
想像してみてください。
FIREを達成するために
家賃30万の家から家賃3万の家に引っ越す
高級外車から中古軽自動車
高級時計から普通の腕時計。
豪華な結婚式から、結婚式挙げないor家族だけの結婚式
無農薬国産野菜から輸入格安野菜
会社の飲み会は断る。
周りの目も気になりますし、急激な生活水準低下に耐えられないと思います。
高収入の方は、高収入の方でFIRE達成度が高い部分もあります。
そういった意味では、高年収でない方は、支出の最適化に伴う生活水準は大きく変化することは無く痛みも感じにくいでしょう。
三菱サラリーマンさんといんべすの共通点
私と三菱さんは年収は大きく違いますが、共通点は、同世代で入社と同時に経済的自由達成を目指したところにあると思います。
私の会社は、古風な会社なので未だに終身雇用を信じてやまない方が大勢います。
なので、会社内の人間は、会社での地位を上げるため
- 上司に良い顔して働く
- 地位を上げるためオーバーワーク
- 上司への忖度
- 地位向上のため家族を犠牲にする
- 地位向上のため自分の時間を犠牲にする
そんな人ばっかりです。
そんなコミュニティーに属していた私は、もちろん会社内で同調圧力を受けました。(現在も受けております)
しかし、私は最初からこの会社に長く務めるつもりはなかったので、会社内の煩わしい人間関係は極力最適化しており、生活水準も大学生のまま変わっておりません。
なので、経済的自由を目指すにあたって、痛みを伴うことはなく、寧ろ前向きでありポジティブな生活ができていました。
おそらく三菱さんもそうだったと思います。
私も当初、三菱さんと同じく高配当株でFIREを目指していましたが、FIRE達成までの時間をシミュレーションしましたが早くても45歳となり私の中では、耐えられないと思い不動産投資に踏み切りました。
三菱さんとは お金自動発生マシーンの組み立て方 こそは違いますが、FIREを目指す方それぞれの生活水準、年収によりFIREの目指す方法は変わってくると思います。
個人的にFIREを達成できるできないは、本気でFIREを目指しているかどうかだと思います。
最後に、私ももうすぐそちらの世界(FIRE)に行くのでよろしくおねがいします^^
また会いましょう!!