不動産投資との出会い
先日31歳でセミリタイアしましたが、セミリタイアできた理由は不動産投資を軸とした収入を確保できたからです。
私は、10年間超ブラック企業に勤務してきましたが入社してすぐに、この会社で定年まで働くのは100%無理と悟り、打開策を見出すため本屋に通いました。
そのときに出会ったのは、名著「金持ち父さん貧乏父さん」
この本を、簡単に言うと不動産投資の不労所得で金持ちになりましょう。という本なのですが、この本を見てから不動産投資に憧れを持つようになりました。
ですが、入社直後の私には不動産投資の初期費用も無く、融資を受けるための信用力も有りませんでした。
とにかくお金を貯めなければ!という一心でお金をためていましたが、早くお金を増やす方法として、20歳からやっていた株式投資に全額入金していました。
この時の投資方法は、日本中小型株5銘柄ほどに投資して、キャピタルゲインで一気にお金を増やす方法でした。
私の保有していた銘柄は一日でストップ高になり、その後ストップ安になるような値動きで、生きた心地がしない日々を送っていました。
これではいけないと思い、コツコツお金を増やしたいという考えになりました。雑誌などで色々調べた結果、あろうことか信託報酬がガッツリと乗った投資信託をメインとした、お金の貯め方にシフトしていました。下記一覧が当時つみたてていた商品です。(すでに、販売されていない商品もあります。)
- 地球温暖化防止関連株ファンド(地球力)月1万円
- トルコ株式オープン 月1万
- JPM BRICSファンド 月1万
- ブラックロック・ラテンアメリカ株ファンド
- ダイワ・グローバルREITオープン(毎月分配型)月1万
- HSBCインドネシア債券(毎月分配型)月1万
- JPMアセアン成長株オープン 月1万
- 個人年金(企業型)月1万
- 個別日本株の購入費 月4万

それはさておき、当時手取り18万ぐらいでしたが、子供部屋お兄さんだったので、月11万程投資に回していました。家には家賃3万円入れていたので、お小遣い4万円で生活していました。(現在小遣い3万)
貯蓄率約61%いかに、ブラック企業を辞めたかったか記憶が蘇るところです。
個人的名書「 一生お金に困らない個人投資家という生き方 」との出会い。
入社後2年間ぐらいは、投信と日本株個別株でお金を増やすことを夢見ながら、ダイアモンドZAiを毎月購読していたのですが、そのときの広告欄に、吉川英一著「一生お金に困らない個人投資家という生き方 」を目にしました。
一生お金に困らない個人投資家という生き方 [ 吉川英一 ] 価格:1650円(税込、送料無料) (2020/8/13時点)楽天で購入 |
とにかく、ブラック企業に抜け出したい私は、盲目的にこの本をネットでポチり、すぐに買うこととしました。
株と不動産の二刀流
この本のでは、著者の吉川英一さんが、株でタネ銭を作り株と不動産投資で個人投資家として生きることのススメを書いている本でした。
私が理想としている生き方とリンクして、私はこの本に付録にあった、株のおすすめ本「仕立株でしっかり儲ける投資術」読み込み仕立て株で不動産のタネ銭を作ることに専念しました。
仕立て株で大儲け
当時手取り20万に満たない位でしたが、アベノミクス効果も相まって、就職して2年半後の2,013年9月に純資産900万円程を記録しました。(入金額のおよそ5倍)
この時私は有頂天でした。
このペースで行けば、すぐ個人投資家に移行できるぐらいに思っていました。
現実はそう甘く有りません。
純資産900万円台を記録して直ぐに、連続ストップ安をくらい、45%下落の資産500万円まで激減しました。
当時「おはぎゃー」という言葉は有りませんでしたが、「おはぎゃー」的な言葉も全く出ず、無気力廃人状態でした。
その後、資産が全く増えない2年間
仕立て株で一回大儲けしてしまった私は、成功体験がマイナスの効果を生み出し、仕立て株で取り戻そうと躍起になっていました。
この頃には、投資信託は全部売却して、日本株に全力投入していました。
しかし、全くお金の増えない日々、、、、
短期売買で資金を増やす難しさを痛感しました。
入金をし続けながら中短期売買を繰り返す日々。
2年後に再び資産900万を回復させることが出来ました。
米国株と出会う
2015年4月頃日本個別株を売買して、資産の上限が激しく、蓄財したお金が一瞬で減る恐怖を抱えながら日々過ごすのは、セミリタイアするにほど遠いと感じ、他の方法はないかとインターネットで色々調べていくうちに、当時マイナーだった米国株投資に出会いました。
その時出会ったのは、はちどうさんのブログ「アメリカ株でアーリーリタイアを目指す」でした。
当時、はちどうさんは米国株連続増配銘柄に投資して、その配当金で経済的自由を目指されていました。
そのときに、米国株の優位性に衝撃を受けました。
米国株連続増配株投資は、シンプルでした。
連続増配銘柄を10銘柄ほど決め、給与所得から得られるお金を株式に回し、連続増配銘柄から得られる配当金をまた入金する。
投資の方法がシステム化されているので、着実に純資産も伸び、配当金も着実に増やしていくことが出来ました。
ブログ&ツイッターを始める
2016年7月頃、はちどうさんのブログに刺激を受け、米国株で経済的自由を達成する課程をブログとツイッターで備忘録的に発信することにしました。
ブログとツイッターをやることにより、自分が目標として書いたことや投資方針が他の人と共有され、モチベーションが保てました。
更に、情報発信をするため。配当金の実績をグラフ化したり、セミリタイア可能時期を詳細にシミュレーションをしました。
これは、私の性格上ブログをしていなかったら、グラフやシミュレーションはやっていなかったと思います。
本当にブログとツイッターを初めて良かったと思います。
米国株で本気で経済的自由を目指し、ブログでシミュレーションを組んでいくうち、私の年収(年収アップ込み)で当時の生活支出を超えるラインは15年後と判明して、若干ショックを受けていました。
実際は、リタイア可能だと分かり喜ばしい反面、あと15年間もサラリーマンやるのは無理、、、とも思っていました。
このときは、転職か不動産投資でさらなる収入源を確保しないと早期セミリタイアは不可能と感じていました。

不動産投資熱に着火
2017年7月に投資家オフ会で、とある不動産投資家さん(現在は活動していないため、名前は伏せます。)に出会い不動産投資熱が爆発しました。
不動産投資について、本での知識しかなかった私は実際に不動産投資をしている人の生の声を聞いて、不動産投資のイメージが鮮明になりました。
この時の私は、サラリーマン6年続けて信用力もついてきており、純資産も2000万貯めることが出来ていたので、融資を受けて不動産投資をするステージに乗っていることを再確認いたしました。
当時、不動産投資について大きく舵を切るきっかけとなった記事です。
まだまだ、不動産投資について浅い知識で書き綴っていますが、主な方針は現在とあまり変わらないです。
不動産に全力投入
この記事を書いた3ヶ月後に、1棟目のアパートを購入いたしました。
1棟目のアパートを購入してから、不動産の収益を上げることに手応えを感じ、その後不動産投資に全力を注ぎました。
そして、約2年半でセミリタイアを達成することが出来ました。
紆余曲折はあったものの、私の中では不動産投資でセミリタイアするという目標を軸に活動してきました。
不動産投資は株、債券等のペーパーアセットにはないメリットととして融資を受けて投資ができます。
融資の力をレバリッジとしてうまく不動産投資をすれば、より早くセミリタイアを可能にします。
その反面、融資を受けることでリスクが増えることもまた事実です。
不動産投資は、しっかりと勉強して良い物件を手に入れ運用することができれば、セミリタイアするためにはかなり有効な手段だと思います。
以上が不動産投資でセミリタイアを目指した理由です。
またあいましょう!