こんにちは!いんべすです。
私は、2020年7月に9年間務めたブラック企業から脱出してセミリタイアを達成しました。
最近、人手不足からかブラック企業が増えたり、給料が減ったり、副業を解禁する企業が増えている理由からセミリタイアを目指す人がより増えているような気がします。
9年前はセミリタイア達成するための情報は本から得ることが多く、情報も部分的で手探り状態でもありましたが、 現在は、私がセミリタイアを目指し始めた9年前よりセミリタイア達成するための有益な情報が溢れかえっております。
仮に、私が新入社員だったと仮定して、ゼロからセミリタイアを目指すのであればどのようにするか解説致します。
これからセミリタイア目指したい人や、また現在もセミリタイアを目指している人に参考になれば嬉しいです。

0から目指すセミリタイア
まず、セミリタイアを目指している人の大半がサラリーマンの方だと思いますがそのほとんどの人の働く理由は、「生きるため」「お金のため」だと思います。
サラリーマンをすることによって、やりたくない仕事をやっている人が大半だと思います。
そのとことから、セミリタイアをするために必要なものは「生きるためのお金を、働かずして得ること」になります。
セミリタイアをするためのお金の貯め方は有名な式を当てはめると簡単に貯まります。
セミリタイアするために必要なお金
=(収入—支出)+(資産×運用利回り)
つまり、この式に当てはめると収入を上げ、支出を下げ、運用利回りを上げる事ができれば簡単にセミリタイアを達成できます!!!
と言いたいところですが、実はそんなに簡単ではありません。
パーキンソン第2法則
皆さんはパーキンソン第2法則をご存知でしょうか?
パーキンソン第2法則とは
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
Parkinson’s law
というものです、つまり、お金を貯めることを意識して生活しないと稼いだだけお金を使ってしまうと言うことなのです。
大半の人が貯蓄をできていない事実
新入社員の大半の方が貯蓄はできていません。
アンケートメディア TesTee Lab のデータを元に(男女約3000人を調査)割り出した20代の貯蓄額の分布は次の通りになります。
20代貯蓄額
10万未満 約30%
10万~50万 約28%
50万~100万 約 16%
100万~300万 約13%
300万以上 約13%
です。
セミリタイアに必要な額は人それぞれですが、年間支出300万円の人が株式によるセミリタイアを目指した場合は、約7500万円必要になります。
若いうちは時間を味方につけて複利の力を最大に活かすため、雪だるまの芯になる種銭をたくさん作らなければなりません。
つまり、セミリタイアを本気で目指す人は皆と同じ支出行動をしていると、セミリタイア達成の道が遠のいてしまいます。
類は友を呼ぶ、引き寄せの法則等
など色々言い方がありますが、自分に近しい人が周りに寄ってきます。
よく言われるのが、太っている人と行動をともにすると自分も太りやすくなる、と言われるように周りの人との影響を受け自分も同じような行動を取りやすくなってしまいます。
支出を減らすは簡単なようで、めちゃくちゃ難しい
セミリタイアを目指すためには、支出の削減が一番効果的だと思います。
しかしながら、支出の削減は日本人の特性から簡単なようで非常に難しいです。
パーキンソン第2法則により、セミリタイアを目指していない人の大半は支出は収入まで膨大しています。その大半と人と同じコミュニティーの中に入っていると支出を目指すのはめちゃくちゃ難しいのです。
例えば
- みんなが高級時計をつけてるから自分も買う
- みんながブランドの服を着て言うから買う
- みんなが車を買っているから買う
- みんなが飲み会に行っているから断れずに行く
- みんなが家を購入し始めたから買う等
上げるときりがないのですが、日本人は皆と同じ行動をしていると非常に安心しますし、逆に皆と同じ行動をしないと仲間はずれになった感覚で不安になったりします。
言わば、同調圧力が非常に強く働くのです。
私も、新入社員の当初は私が属しているコミュニティーは日々飲み会に行ったり、全員でお金のかかる遊びをしたり、ギャンブルしたり、、、とにかくお金のかかる遊びばっかりしていました。
私が、みんなとの遊びを断るようになると自然と誘われなくなってきましたが、やはり社内では寂しさはありました。
さらに、「なぜ誘いを断るんだ?」と聞かれ、「将来の為にお金を貯めて投資をしてるんだ」と答えるとそんな人生つまらない!とかあいつは金ばっかり貯めているつまらないやつだ等も言われました。
つまり、パーキンソンの法則第2から、 周りのコミュニティと同じように 生活支出が収入のギリギリまで膨張してしまっている人は、生活支出を削ろうとすると他の人と別な行動を取らなければいけないので、実はハードルが高くなります。
つまり、ゼロから本気でセミリタイアを目指すのであれば、心を強く持ち、周りと同じ行動をせずに、生活支出を切り詰めて行動することが非常に大事になってきます。

セミリタイアを本気で目指すと決めた後は案外楽になる
これまでは厳しいことをばっかり書いてきましたが、パーキンソンの第2法則によって膨張した生活支出の方々によって構成されたコミュニティーを脱し、幸福度が下がらない程度に自分の生活支出を抑えて生活を始めると、不思議と物欲がなくなり、お金が貯まるようになってきます。
さらに、一度生活支出が膨張しきったコミュニティーから脱すると、不思議なことに今度は少数派であるはずのセミリタイアを目指す人の仲間が集ってきて、また寂しい思いをしなくなります。むしろこちらの世界に来たほうが楽しかったりします。
やはり、類は友を呼ぶ、引き寄せの法則があるのかと思います。
まとめ
ゼロからセミリタイアを目指す方法は
- パーキンソンの第2法則に打ち勝つ
- 同調圧力から脱する
- セミリタイアを目指す人のコミュニティーに属する。

毎日更新してますので、是非聞いてください^^
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