皆さん、こんにちは。
先日、このようなニュースを見て衝撃を受けました。
昨年のトヨタの社長が発言した「終身雇用を守っていくのは難しい」に匹敵するぐらいの衝撃です。
やはり、徐々にですが終身雇用制度は不可能になっているのだと思います。
更にこのような制度を発表する会社が増加していくのだと思います。
終身雇用が無くなる世の中をどのように生きるのか?
今現在の社会の変化を見ても、終身雇用制度が続くとは思えません。
その中で、個人がより、経済的、精神的に豊かに生きていくためには、どのようにすれば良いのか考える必要があると思います。
ダーウィンの進化論にもある
「生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである」
とあるように、社会の環境変化をいち早く捉え、その環境に適応できる能力が重要になるのだと思います。
FIREは当たり前になる
数十年後、終身雇用制度が崩壊する世の中で、労働人口が占めるサラリーマンの比率は今現在より下がっているとおもいますが、その減ったサラリーマンのクラスの移行先は
・フリーランス
・フリーター
・ニート
・FIRE
となると思います。
FIREを細かく分類すると
- Fat(豊かな) FIRE …… 平均的なリタイア後の投資家たちよりも貯蓄に励む
- Lean(やせ細った) FIRE …… 最小限の生活と極端な貯蓄などで猛烈に制限された生活を実践する
- Barista(バリスタ) FIRE …… フルタイム勤務を辞めてカフェのバリスタのようにパートタイムの仕事をする
- Coast(順調な) FIRE …… 十分な貯蓄を持っている
といろいろなFIREがあります。
つまるところ、フルタイム勤務以外の仕事をしながら、多少の資金は資産所得から賄う生き方もFIREになるのです。
さらに、未来は人工知能の発達により、いま人間がやっている仕事の半分が人工知能に取って代わると言われており、人が労働力を売ってお金に買えるというビジネスモデルも持続不可能になる可能性があります。
その、対策として現在ベーシックインカム制度が仕切りに議論されてきております。
おそらくですが、このベーシックインカム制度は、急に変わるのではなく徐々に親しい制度が増えていき、気がついたらベーシックインカムになっているというような雰囲気になると思います。
例えば、来年から、国民に居住費を負担しますや、光熱費を国が負担します、通信費を負担します等
徐々にですが、ベーシックインカム的な社会制度が進むと思います。
その環境下で、ブラック企業で働く人は少数派になり、より良い生活をするためには
・ゆるホワホワイト企業(週3勤務月15万)
・多少の資産所得(月10万)
・ベーシックインカム的な資産(月5万)
の合計30万で時間的余裕もあって、それなりの満足感を得られるような生き方を選択する人が多くなっていくと思ってます。
このモデルは、いわゆるサイドFIREであり、バリスタFIRE的な生き方でもあります。
つまるところ、現在の予測の元社会構造が変化するのであれば、FIRE的な生き方が広がっていくことは疑う余地もありません。
FIRE批判について
最近、FIREは批判の記事やコメントが多く目に付きますが、おそらく批判している人の大前提に終身雇用制度というものがあると思います。
そして、
FIRE=何もせず不労所得で生きていく
というイメージなのだと思います。
更に言うと、FIRE批判をしている人の大半がFIREをしていないのです。
逆にFIREしている人がFIREをしなきゃよかったと言っている人は極めて少数派です。
批判している人が勤めている会社が、終身雇用制度がなくなり、務められなくなった場合、おそらく、転職を希望すると思いますが、終身雇用が無くなる未来は転職も容易ではない可能性があります。
その社会情勢だと、自ずとサイドFIREやバリスタFIRE的な生き方になっているのだと思います。
なので、常に社会情勢変化を捉え、人生の立ち回りも受動的ではなく主体的に動くことは必須になっていくとおもいます。
↑ラジオでも解説してますので、聞いていただけると嬉しいです。
またあいましょう。