幸せになるためにお金は必要か?



こんにちは、いんべすです。

私は2020年6月にセミリタイアしましたが、私の人生の目標は抽象的ですが、幸せに生きることです。

セミリタイアするまでは、お金の知識を深めお金があれば幸せになると盲信しておりましたが、最近は幸せになるためにはどうしたら良いか日々考えています。

その中で、幸せになるためにはお金は必要か、私なりに考えました。

結論

幸せになるためにはお金は必要。

ただし、ある程度のお金で十分。

ある程度のお金とは、どのくらいかと言うと働かずして不自由な生活が出来ないくらいということになります。

つまるところ、不労所得で必要最低限の生活支出をまかなえるということです。

大富豪になったら幸せか?

最近、FIREした友人とFIRE生活について語り合ってきましたが、そのとき「5億円あったらなにします?」という問いが出ました。

5億円というお金は途方もない大金です。

この5億円を4%で運用できれば、年2000万円使えます。

とんでもない大金です。

そして、この「5億円あったらどうするか?」という問いに対して、出す答えは、正直こんなにいらないという結論に達します。

なぜ、そこまでお金がいらないかと言うと。

私は現在の生活が居心地がよく、この生活を変えようと思っていないからです。

具体的には

・奥さんとの時間を大事にする。

・友人と離れたくない。

・住心地が良い程よい、慣れ親しんだ街に住んでいる

等、現状の生活に満足している状態だからです。

この居心地のいい環境にいきなり5億円が飛び込んできたとしても、思いつくには普通の新車を買う、くらいしか思いつきません。

旅行も、高級ホテルに泊まっても、なんだか心が落ち着きませんし、ホテルで1ヶ月長期滞在しても、普通のホテルに泊まれば、食費、光熱費等など含めても30万円くらいなので、急激に出費が増えるわけではありませんし、しかも長くいすぎると、家に帰りたいとも思います。

つまるところ、この5億円を本気で使おうと思えば、居心地のいい環境を抜け出し、5億円を保有している生活に環境を再構築する必要があります。

ただ、その生活に慣れてしまうと、なかなかもとの生活に戻れず、且つ支出が増えるので、不安が増えまた更にお金を欲するようになるのです。

お金を増やし続ける行為は、それなりに大変ですし、あまり多すぎても幸福度は上がらないという研究結果も出ております。

さらに、お金がありすぎても、そのお金を奪おうとする悪い人が寄ってくるリスクも増大致します。

話は若干逸れるのですが、桃太郎電鉄というゲームで、いいカードを持っているとライバルからすぐ刀狩りというカードで奪われてしまいますが、程よい盗むほどでもなく微妙に使えるカードのほうが盗まれずに使えて、実は微妙に強いカードのほうが強かったりもします。

なので、大金を持ち、明らかに他人からお金持ち認定をされるような生活をしていれば、それも盗まれる、騙されるなどのリスクが向上しますが、普通の生活をしていれば相対的にリスクは減ります。

この考えは、お金の世界でも通づるものかもしれません。

幸せになるためには?

私は、セミリタイアするまでは、お金はあればあるほど幸せになると思っていましたが、そうではないと言うことに気が付きました。

更に、セミリタイアしている人の中にも社会とのつながりが無くなり鬱になったとか、社会の役になってない何やっているんだろう?など考えて鬱になっている人も散見されます。

これらは、お金に絶対的な価値を置きすぎて、いざセミリタイアしてみたら、実際楽しく無くなってしまったのだと思います。

それでは、幸せに生きるためにはどのようにすれば良いのかと言うと、簡単に言うとバランス良くです。

具体的には

・体が健康

・心が健康

です。

実は、この2点が満たされていれば、どんなことでも幸せに感じやすくなると思います。

つまるところ、簡単なようで難しい、心身ともに健康である状態を継続することにフォーカスして、この土台をしっかりと固めることが大事なのです。

そして、○○を達成したら幸せだ等の目標達成型の幸福は、ドーパミン的幸福に繋がり、それを達成してもまた目標を定めてそれを追い続ける人生になってしまします。

なので、日々の何気ないことから得られる幸せを感じ続ける人生のほうがハードルも低く幸せになるのだと思います。

お金で得られる幸せは、限定的なので盲信せず歯止めをかけるのも重要だと感じております。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この内容は、ラジオでも詳しく解説していますので、よかったら聞いてみてください。

#190 幸せになるためにはお金は必要か?

またあいましょう!