経済的自由を目指す人にとって最大の敵は物欲。
経済的自由を目指すのであれば、物欲をなくしたほうがいいです。
物欲は、経済的自由の最大と敵といっても過言ではありません。
私も就職したとき物欲が無かったといったら嘘になります。
私も就職した当時は、
「あんな、かっこいい車ほしいなぁ」
「あんな高級時計ほしいな」
「かっこいいスーツが欲しい、かっこいい靴が欲しい、おしゃれな家具が欲しい、ハイスペックのパソコンが欲しい、憧れの一軒家が欲しい、、、、」
きりがない、お金がいくらあっても足りない。
経済的自由を手に入れるためには、資産を買うことが大事になりますが、資産とは株、債券、不動産などのお金を産んでくれるものになります。
毎月手元に入ってくるお金を、資産ではなく物欲のため物を買っていれば100%経済的自由は達成できません。
(当たり前ですが、利益を得るために物を集めている方は別です。)
なぜ物欲が生まれるのか。
答えは人間関係+宣伝広告があるからです。
現在の世界は資本主義で成り立っています。資本主義を成長させるためには物をたくさん売らないといけません。
物をたくさん売るためには、たくさんの宣伝をします。
テレビ、インターネット、ラジオ、ポスター。
その方法は様々ですが、このインターネットが支流になっている今でもテレビの宣伝効果というのは絶大だと思います。
一般的な地上波は一部の放送局を除きタダで見れますが、あれはお金を持っている大企業がスポンサーになって、CMを流したりテレビ局にお金を払って番組を作ってもらっているからただで見れるのです。
いろんな方法でモノを売ろうとしています。例えばドラマの有名女優が同じかばんを使い続けていたり、家を売ったり買ったりするドラマがあったり、
とにかくいろんな方法で、物を売ろうとしてきます。
宣伝が世の中の当たり前を作る。
「いつかはクラウン」
って言葉を知っているでしょうか?
私は父親が昔よく言ってたのを聞いていたので、知っていますが、私と同世代の方々は「しらんがな!!」
ってくらいのキーワードだと思います。
これは1980年代にTOYOTAがテレビCMで流したクラウンのキャッチコピーらしいのですが、当時の世代のサラリーマンたちは「いつかはクラウン」が合言葉のようになり、
クラウンを持つのが成功の象徴かのような当たり前を作ってしまっていたように思えます。
これも宣伝がもたらす効果であります。
現在は昔ほどではないと思いますが、高級車=成功の象徴
みたいな世の中の当たり前があると思います。
世間の目VS経済的自由
私は経済的自由を目指してからは、意識的に物欲を断ち、あらゆる誘惑に負けないように努力しています。
テレビもこの放送は放送を流している側の意図(スポンサーや株主)は何を伝えたかったのかとか若干ずれた視点で見るようにしています。
私の会社の飲み会で上司が
「そんなしょぼい車乗ってるから仕事上手くいかねぇんだ」
と当たり前のように部下言っていて、私の中では価値観が違いすぎて宇宙人が部下を指導しているようにしか見えませんでした。
そんな上司は話の流れで、私に「車何乗ってんだ?」と聞いてきました。
私はうそをつくのも嫌なので正直に「車は持っていません」と答えましたが、答えた後の社員が放つ「こいつ、やべぇ奴感」は、なかなか心に刺さるものがあります。
出る杭は打つじゃないですが、世の中の当たり前と離れた行動をとるやつは何となくそんな感じで扱われる風潮があります。
経済的自由を目指すなんて、正直世の中の当たり前から逸脱していますし、働かないでお金を得るなんて悪というのも世の中の当たり前です。
しかし、そんなことを気にしているようでは経済的自由は絶対得られません。
今広がりつつある、FIRE
「FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)」
いま、アメリカの20代30代の若者にFIRE、いわゆる若くして経済的自由を目指す人が増えているようです。
これは、個人的推測にもなるのですが、今の若者はテレビ、新聞、ラジオ、本、で作られた常識が薄れてきているのだと思います。
日本で言えば、若者の○○離れが一昔前に流行りましたが、それも我々の上世代、つまりテレビ、新聞、ラジオ、本、で作られた常識であり、今の若者はスマホでインターネットで情報を得ることを主体としているので、そこで共有される情報が新たな常識になりつつあります。
特に、そのFIREの考えはその象徴の一つだといえると思います。
他にも
- 好きなことで生きる
- 副業解禁
- 終身雇用制度の崩壊
- 週休3日制
等々、インターネットにより潜在的に合理的な生き方をすることが常識になりつつあると思います。
私自身もインターネットがなければ、投資すらやっていなかったと思います。
まとめ
若干話がそれましたが、私の伝えたいことは
- 物欲の正体=大量に物を売るための宣伝
- 経済的自由を目指すのは世の中の当たり前からずれているけど、常識になりつつある。
つまり
資本主義を味方につけるためには、世の中の物欲を駆り立てる、宣伝には目もくれずしっかりと資産を購入することです。
買わされる側になってはいけません。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私のブログでは、同世代の人が、サラリーマン的労働から解放され経済的自由を得るためのプロセス等を情報発信していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。